水. 12月 1st, 2021

人的資本とは

育成型雇用による人的資本の開発とは

資本主義社会でお金を稼ぐために核となるのが、人的資本です。

全ての労働者の評価のベースの一番最初は、健康な肉体と労働者として何年働けるかという可能性の時間です。これは、若い人程有利です。そして、年を重ねるにつれて価値が下がります。

単純労働者は、この肉体と時間でしか価値を評価されません。派遣社員が、40代になると派遣切りに遭うのは、この価値が20代の子に比べ労働生産性が低いと判断されたタイミングで交換されてしまうからです。では、キャリアを積みながら働く労働者は、どうなっているかというと、
知識と技術等の評価が追加されます。ここで学歴の差が出ます。中学校卒より高校卒、高校卒より大学卒の方が知識や技術があると判断・評価されます。基本給に差があるのはこのせいです。

しかし、中学卒や高校卒でも諦めないでください。その業界・業種の専門的知識や技術資格を取得していけば、この評価に追いつき、追い越すことだって可能です。これを身に付け仕事で活かせるレベルになるとそれだけ労働生産性が上がり、会社への利益貢献が高くなるので、それに見合うレベルに収入が上がります。どれだけ早く身に付け仕事で活かせるか?個人差もでます。

会社は、日々知識や技術を身に付ける努力をする労働者を評価し、同じ人材を沢山育成したいと考えます。

次のステップは、知識や技術習得をの努力を評価され会社から信頼・信用されると、あなたと同じような人材を育成して欲しいから、管理職となってマネジメントもして欲しいと評価されます。 すると会社より役職が与えらその分、収入もUPします。同時に社会的な信用も付いてきます。名刺にある役職は社会的信用でもあります。 そして、会社に信用された役職になると、そのレベルの対外的な人間関係も始まり人脈を作ることができます。単純労働者と経営者層がなかなか同じ人脈の輪にいないのは、この社会的信用の層の壁があるからです。これをクリアする必要があります。

そして、最終的に人脈形成のレベルに来ると会社経営幹部へ昇進します。 肉体と時間的価値は、どんどん下がりますが知識・技術・信頼・信用・人脈の価値は、どんどん上げることができ簡単に下がりません。この部分を高めることで高い労働収入が掴めます。
この順番の努力をしないと収入はあがりません。

高学歴な人ほど有利

日本などの先進国の多くは、学歴社会です。全ての人に初めて仕事をする未経験者の時期があります。その未経験者を会社が採用する時の目安になってしまうのが学歴です。
なぜ大学生が高い評価を受けるかというと、

1.大学受験まで乗り越えた実績から、会社に入社した後も自分で勉強できる能力(目標を設定し努力)を持っている。

2.計画的なことをする能力がある。

3.未経験者でも最低限の知識や資格を持っている

4.過去の社会人実績から、大学卒者に成功者が多い
などがあります。教育はそのまま、スタートの年収そして、一生涯の年収に大きな影響があります。だから、子どもに教育を与えることは投資なんです。

資産家ほど子どもの教育を大事にするのは、この仕組みを理解しているからです。

0→1が大変

不景気になると未経験者が経験者になるための0から1へのステップに大きな壁ができます。ここで単純労働者は、未経験者扱いとなるのでキャリア労働者へ転職するのが本当に大変です。もし、この0から1へのチャンスをくれる企業に出会えたら、とにかく経験者として社会的評価をされる経験等を積むまでどんなことがあっても退職してはダメです。退職すると逆に0ではなくマイナスになります。日本社会では、マイナスになると更に本当に大変です。転職が多い人が再就職が大変なのはこのマイナスがどんどん増えるからです。

学歴以外で信用を作る方法

学歴がない人がチャンスを得るにはどうしたらいいかわかりますか?

それは、日本語力を身に付けることです。これが一番重要です。

中小企業の日本人経営者の多くが言語コンプレックを持っています。日本人は小学校から長い人で大学生まで英語を勉強するのに英語が話せません。僕も実は英語が話せません。

その為、多言語で話せる人に出会うとそれだけのその人は人的資本が高いと好印象に変わります。ここにチャンスがあります。

ポルトガル語とスペイン語は、似ていると聞くので人によっては3ヶ国語話せると言えますよね。そしたら、日本人経営者はそんな人を更にリスペクトします。

だから日本語力を付けないとチャンスがないんです。

育成型雇用へ

我々のProject INTEGRAでは、日本の企業に外和人労働者を育成していく雇用として、育成型雇用という考え方を進めています。少しずつですが、理解をし外和人を人的資本として評価し育成投資をしキャリア形成の支援をしながら働かせてくれる会社が増え始めています。これは、日本社会での労働変革事業なのでそんなに沢山のチャンスはありません。

しかし、チャンスがあります。この動画を見て外和人としてトライしたい人にチャンスは平等にあります。是非、挑戦して下さい。

人的資本を積み上げる

これから育成型雇用でチャンスを掴みキャリア労働者の第一歩を踏み出す人には、最初に試練があります。 それは、未経験者として人的資本価値が低く、この価値を上げる努力期間が必要です。日本では2~3年はかかります。この期間を下積み(したづみ)といいます。

この時期を乗り越えることが大きな課題です。ここで諦めてしまう人がいると、そのチャンスをくれた会社はがっかりします。そして、外和人の次の人へのチャンスの提供をやめてしまう可能性がります。他にこのチャンスを掴みたかった人への可能性を潰します。我々のプロジェクトへ参加する方は、ここの覚悟が重要です。誰でも挑戦はできますが、覚悟が足りない方にはチャンスがありません。

人的資本をいかした転職

下積み時期を乗り越えた方で、人によっては残念ながらその会社が合わない場合もあると思います。

ここで0から1になってさえいれば、同じ業界と業種での転職であれば最低でも1から1ですので同等の年収評価で転職できます。積み上げた知識・技術資格が評価されれば1から1.5や2に代わることもあります。これがキャリアを活かした転職です。

人的資本を無駄にする転職

逆にせっかく下積み期間を頑張ったのに業界や業種を変えてしまうと、また0から1への再スタートになってしまいます。場合によってはマイナス1から1へのハンディスタートになる場合もあります。

日本人では、一般的に業界や業種を変えた転職ができるのは30~35歳までと言われます。それぐらい、このハードルは高いのです。だから、少ないチャンスを手にできた人はこれを手放すのは本当にもったいないです。今、仕事を探している人、これから探す人、将来的に転職したい人は必須の知識です。是非、参考にして未来を明るく変えていってください。